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アップデート情報

【1月17日マーケットプレイスアップデート】マーケットコントラクト移行に関する解説

|この記事の対象者
1月17日に行われたマーケットプレイスアップデートを確認したい方

2023年1月17日より、SBINFT Marketは新しいマーケットコントラクト(以下、コントラクト)に移行します。
この移行に伴い、いくつかの変更点とご対応事項が発生します。

作品の購入と二次出品のみを行う一般ユーザーの皆様にはご対応いただく事項はございません。

新コントラクトの主な変更点

|対象者
クリエイター及び一般ユーザー

1. 売買のセキュリティ強化

出品の内容に対して出品者の署名、購入の内容に対してマーケットの署名と購入者の署名を必要とする「マルチシグ」を導入しました。

これにより、マーケットの秘密鍵が漏洩した、マーケットのオフチェーンのDBが改ざんされた等の攻撃シナリオが発生した際に、NFTの盗難に遭うリスクを大きく下げることができます。

2. ロイヤリティのオンチェーン管理

従来は収益分配のパーセンテージ、収益分配先アドレスをオフチェーンで管理しておりましたが、こちらを「ロイヤリティレジストリ」コントラクトに記録する仕組みに変更しました。

今後、SBINFT Marketで発行されたNFTが弊社パートナーのマーケットで売買された際にも「ロイヤリティレジストリ」に基づいたロイヤリティが分配されるよう展開していく見込みです。

ロイヤリティレジストリとは?

異なるマーケットからも、取引時にブロックチェーンを通じてロイヤリティの分配情報を参照できるようにする仕組み

※各マーケットにおいて、ロイヤリティレジストリへの対応が必要となります。

クリエイター様へ

|対象者
クリエイター

旧コントラクトに出品中のNFTは、従来通りオフチェーンのロイヤリティ情報に基づいて収益分配されます。
既存コントラクトも引き続き利用は可能です。

1. 販売済みのNFTや二次流通しているNFTのロイヤリティ登録する方法について

ロイヤリティ未登録のNFTが二次流通として出品された際には、クリエイター様にメールで通知がされます。
メールが届きましたらNFT詳細画面からロイヤリティの登録をお願いいたします。

「ロイヤリティ未登録」のメール通知は、SBINFT Market上でメールアドレスの登録をしていないと届きません。
こちらを見逃すとロイヤリティ収益を受け取れない事態が発生しますので、ぜひこれを機にメールアドレスの登録をご検討ください。

また、二次流通市場に出品されていない場合でも、あらかじめロイヤリティ登録をしておくことが可能です。
その際は、②から手順を踏んでください。

必要な手順
  1. 「ロイヤリティ未登録」メール通知に送付されているリンクへ移動
    ※二次流通市場に出品されておらず、事前にロイヤリティ登録をしたい方は②から手順を踏んでください。
  2. SBINFT Marketへログイン
  3. ロイヤリティの登録(ロイヤリティレジストリ)
    ※同一トークンにつき初回1回

①メールアドレスに送付されているリンクをクリック

メールにて通知が届きましたら、添付されているアドレスをクリックします。

※二次流通市場に出品されておらず、事前にロイヤリティ登録をしたい方は②から手順を踏んでください。

②SBINFT Marketへログイン

リンクをクリックするとNFT詳細画面に移動するので、SBINFT Marketへログインします。

二次流通市場に出品されていなくても、あらかじめロイヤリティ登録をしておくことも可能です。
その場合は、ご自身でロイヤリティ登録をしたいNFT詳細画面へ移動してください。

SBINFT Marketへのログイン方法は、こちらの記事をご覧ください。

https://sbinft.co.jp/how-to-connect-sbinft-market/

③ロイヤリティ登録(ロイヤリティレジストリ)

ログインが完了したら、「ロイヤリティを登録する」をクリックします。

「コントラクトインタラクション」の文言とガス代が表示されるので、「確認」をクリックします。
販売済みのNFTや二次流通しているNFTのロイヤリティ登録する方法は以上となります。

2. 旧コントラクトに出品中のNFTを新コントラクトで出品する方法について

旧コントラクトに出品中のNFTを新コントラクトで出品する際には、以下の手順が必要となります。
※ガス代(出品者負担)がかかりますので、ご注意ください。

必要な手順
  1. 旧コントラクトに出品中のNFTを出品キャンセル
  2. 新しいマーケットコントラクトに対する「setApprovalForAll」
    ※同一NFTコントラクトにつき初回1回
  3. ロイヤリティ登録(ロイヤリティレジストリ)
    ※同一トークンにつき初回1回

①旧コントラクトに出品中のNFTを出品キャンセル

すでに旧コントラクトにて出品中のNFT詳細ページへ移動して、「出品をキャンセルする」をクリックします。

再度出品キャンセルの確認が行われるので、「出品を取り下げる」をクリックします。

②新しいマーケットコントラクトに対する「setApprovalForAll」

続いて、「出品手続きに進む」をクリックして再度出品作業を行います。

メタマスクのポップアップが起動し、「すべての〇〇(コントラクト名)へのアクセスとその送金を許可しますか?」と聞かれるので、ガス代を確認したのち、「確認」をクリックします。
「setApprovalForAll」の手順は以上となります。

次に、ロイヤリティの登録の操作方法について確認していきます。

③ロイヤリティ登録(ロイヤリティレジストリ)

「コントラクトインタラクション」の文言と再度ガス代が表示されるので、「確認」をクリックします。
「ロイヤリティ登録」の手順は以上となります。

上記3つの手順を踏むことで、旧コントラクトに出品中のNFTを新コントラクトで出品できます。

新マーケットコントラクトへの移行に伴い、出品時に毎回署名を求められる仕様となっております。
そちらの操作方法も確認していきます。

先ほどの①、②の操作が完了すると、「署名の要求」が表示されます。
メタマスク上のメッセージ内の右下にある↓下矢印アイコンをクリックします。

すると、「署名」の色が変更されるのでクリックしましょう。

「NFTを出品できました」の表示が確認できれば出品作業は終了となります。

3. 1月17日以降に出品するNFTについて

新コントラクトに移行する2023年1月17日以降に出品した(再出品含む)NFTは、出品時にロイヤリティの登録作業も行われるため、別途の対応は必要ございません。

事前登録期間

|対象者
クリエイター

新コントラクトへの移行は2023年1月17日を予定しております。
新コントラクトで出品を検討されるクリエイター様は、事前に出品登録をお願いいたします。
※事前登録期間中は新コントラクトにて出品されたNFTの売買をトラブル防止のため停止しています。

事前登録期間:2023年1月17日〜1月25日

事前登録期間以降も新コントラクトへの移行は可能です。

しかし、事前登録期間以降に移行されていないNFTが二次流通にて出品され売買が行われた場合、ロイヤリティ収益を受け取れない可能性がありますので、事前に移行することを推奨します。

※移行されていないNFTが二次流通にて出品された際に、「ロイヤリティ未登録」のメール通知からロイヤリティ登録を行うと、ロイヤリティ収益を受け取ることができます。

SBI Web3ウォレットでの購入について

|対象者
クリエイター

現在Polygonチェーン上に出品されているNFTを出品し直すと、SBI Web3ウォレット(2023年1月25日リリース予定)から購入可能となります。
この機会に、ぜひ再出品をご検討ください。

SBI Web3ウォレットとは?

SBI VCトレードの利用者であれば、暗号資産(仮想通貨)が無くともSBINFT MarketでNFTを自由に売買できるサービス。
2023年1月25日にリリース予定です。

\ 日本円だけでオンチェーンNFTの売買が可能! /

  • 安全なウォレット機能
  • 暗号資産⇔円の交換を自動で実施
  • dAppsとの接続機能


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SBI Web3ウォレット
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